LaravelでWEBアプリにアクセスしたところ、SQLSTATE[HY000] [1049] Unknown database ‘laravel’ Database name seems incorrectと表示されるエラーが発生しました。
目次
発生しているエラーについて
エラー画面は上記の通りです。
Illuminate\Database\QueryException
SQLSTATE[HY000] [1049] Unknown database 'laravel' (SQL: select * from `users` where `user_id` = limit 1)
http://127.0.0.1:8000/login
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Database name seems incorrect
You're using the default database name laravel. This database does not exist.
Edit the .env file and use the correct database name in the DB_DATABASE key.
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Database: Getting Started docs
発生しているエラーコードは上記の通りです。
なお、エラー詳細へのリンクも含まれておりましたので、リンクも貼っておきます。
Database name seems incorrectのエラーが発生。原因はデータベースの設定。
英語表記のエラーを確認してみますと、
- データベース名が正しくありません
- デフォルトのデータベース’laravel’は存在しません。
- .envファイルを編集してください
- DB_DATABASEキーで正しいデータベース名を使ってください
と記載されています。ということで、Laravelでデータベースの設定を行います。
データベースの作成（まだやってない方）
データベースを作成されていない場合は、データベースを作成します。
ここではXAMPP、PHPMyAdminによる環境構築を解説します。
現在のPHPMyAdminで新たにデータベースを作成します。上記の赤線で囲った「Admin」をクリックして管理画面へ遷移してください。
管理画面の左上に「新規作成」ボタンがありあすので、こちらをクリックしデータベースの作成画面に移動します。
データベースの名前を決めて、「作成」をクリックします。
これで、データベースの作成は完了しました。
.envファイルの設定
次にLaravel側からデータベースへの設定を行います。
Laravelのプロジェクト直下にある.envファイルを開きます。
DB_DATABASE=laravel
とあるのを
DB_DATABASE=ご自身のデータベース名
というように、先ほどPHPMyAdminで作成したデータベース名にしてください。
これでデータベースの設定と、Laravelでの設定は完了です。
再読み込みのためのコマンドを実行
設定が完了していても、Laravelはデータベースの設定をキャッシュとして保存しています。そのため、キャッシュを消して再読み込みする必要があります。
MySQLとApacheの再起動
MySQLとApacheの再起動を行います。XAMPPの管理画面から「Stop」「Start」として再起動を行ってください。
キャッシュ削除コマンドの実行
php artisan config:cache
上記コマンドを実行して、キャッシュを削除します。
データベースを新規作成した人のみ実行するコマンド
php artisan migrate:refresh --seed
データベースを新規作成した方は上記コマンドでデータベースの初期化＆構築を行います。
既に作成されている方はこちらのコマンドを実行すると全データドロップしてしまうのでご注意ください。
